あんみつのメヒコ日記１

無事チワワに着いた報告を兼ねて２日間の日記をFAXします。心配してくれた家族メンバーのみなさんGracias!。　今度は月末のレポート報告になると思いますがよろしく。

今日、チワワは雪が降ってフーリオ！です。でも、ナジーバがコート貸してくれたり、オフィスでストーブ付けてくれたりして”カリエンテ！”になりました。

まだチワワのHippoのことはわからないけど、今できることは、スペイン語の中に心地よく漂って、メキシコのご飯を美味しく食べてナジーバや家族と多言語でたくさん話すことだなーと思ってます。

今日、チワワのオフィスに初めてきたけど、オフィスの中には日本のamigosの写真がたくさんあってつながってるんだなーと実感。

※のぶちゃんへ
今回は、家や中部に自分でFAXしてしまいました。月末のレポートは東京に送るので、よろしくお願いします。

2000.11.6（日）

午前中、W/Sに出てたくさんの人に行ってらっしゃいと見送ってもらった。　空港にはビッケ、ゆりちゃん、こうちゃん、ごろうくん、サーニン、そうま、安ままが見送りに来てくれた。muchos gracas。心強かったヨ。

飛行機は１時間遅れで、PM8:00に離陸。一路ポートランドへ。

９時間後（現地時間AM4:55）ポートランドに到着！この時点では日本人が多くぞろぞろ付いていって、手続きはno probrema。トランクを１回とって再び輸送用のベルトコンベアへ。ちゃんとポートランドへ行ってくれよー、と願いつつ。

次のダラス行きの出発ゲートは飛行機内で案内があってそのゲートに乗るころの名前が書いてあってばっちり！（伊勢たえちゃんは、ここで３人ぐらいの人にそれぞれ違うゲートを言われて困ったと話してたから用心してた）。何かスムーズじゃん！と余裕をかましてショップを見て回る。

PM13:05発なのに11:30ころからゲートに人が集まりだした。お店を見ながらふっと見ると、あんなにたくさんいた人がいない。みんな気が早いんだなーと思いながら、じゃあ私もそろそろ・・・と12:00頃ゲートに行くとかかりのおじさんが「ポートランド？時間ないよ、早く」みたいなことを英語で言ってきた。まだ１時間もあるじゃんと思いつつ搭乗すると何だか出発する雰囲気。もしや！そう私の時計が１時間遅れてたのだ。現地時間に時計を合わせるとき間違えたんだ。危なー。乗り遅れるとこだったー。”スムーズ、スムーズ”なんて調子に乗ってたからかしら？

3時間30分、ダラスに到着（現地時間PM6:30）。ダラス行きの飛行機当たりから、日本人がほとんどいなくなった。でも不思議と”外国人の中にいるー”って感じなかった。Hippoで外国の人にたくさん会ってるからね。

トランクとも無事再会できて、後はホテルに行けば今日は無事終了ー！なんだけど、何に乗っていけばいいのやら。空港の職員に聞く。「I want to go this ホテル（ホテルの名前見せながら）。職「OK.this～～down～～シャトルバス～～」あーあのエレベータを下がったところにシャトルバスがあるのね。と思い、行ってみるが「ターミナルバス、ホテルバス、シャトルバス」いろいろたくさんあってわかんなーい。シャトルバスのところにいた女性に聞いてみる。”ここに来るバスはこのホテルには停まらなくてもっと向こうの方じゃないか？ってことをいっている（みたい？）「Thank you so much」これはショップで女性が店員に言っててGETしたから使ってみたかった。何かかっこいい）と言うと「グッドラック」と返してくれた。嬉し～。バス判らないけど、何か会話できてる私が嬉しいのです。この時点で気が付いたんだけど気持ちに余裕を持ちながら相手の言葉を聞けてるなーって。一つ一つの単語を聞き逃さないように力を入れて聞くんじゃなくて全体をふんわり聞くって感じ。

もうちょっと向こうでまた女性に聞いてみた。首を傾げられて”わからないわー”って感じ。そこに赤いバスが停まった。すると「あーこれこれ！」すごいラッキー。そのバスに乗って、ホテルに到着！バスの運転手さんに「How much?」って聞いたら「no no」だって。空港のサービスになってる見たい。いいよねー。

1日目の長旅が終わったー。荷物を置いてホテル内を少し歩いてみる（夕食どうしようと思いながら）小さいホテルだからジュースの自動販売機しかない。部屋に戻ろうとしたら、黒人の男性が声をかけてきたー。「Dinner ～～ with me come on!」え～、いいよ～。怖～い。「no no Finish.no thank you」と言いながら部屋の方へ歩くがその人も部屋の方向が一緒で、付いてきた「部屋においでよー」だって。ひー、やっぱりここは外国だー。怖いこともあるよなーと実感しつつ「Today is very hard.very タイアード。no thank you」と言い返して急いで部屋に入った。

うー、怖かったけど、私英語話してたんだよなーと変に感心してしまった。もう部屋からでんぞー、と決心し夕食はどんべえの水ふやかしバージョンになった。部屋から出られないからお湯もらいにいけんもーん。ちょっと怖いこともありながらも無事終了。ハラハラ、ドキドキするだろうと思ってた。でも実際は自分は一人じゃないって心がすごく落ち着いてた。本当にたくさんの人達に応援してもらえてるからなんだよね。本当に不思議なほど寂しくない。心強い。

2000.11.7（火）

朝方は少し寒いって言うか、暖房付けても冷たい風しか出てこん！

部屋から出るのちょっと怖いけど、暖かい物飲みたいから出てみた。食堂のバイキングに人が自由に出入りしている。自販機には冷たい飲み物しかない。カウンターの職員は人と話してるし、えーい、コーヒーもらっちゃえ。1杯ただでコーヒーもらっちゃった。部屋で朝食。機内食で残したパン1個とチョコ1個とコーヒーだけだけど、おいしー。コーヒーの温かさが身にしみる。少しの間幸せに浸っていた。

チェックアウトして、カウンターで「airport シャトルバス」と言うと玄関の方を指さして「3 minits」と3分くらいで来るのかーと思いながら待つが10分ぐらいで赤いバスが来た。

9:00に空港に到着。でもアメリカン航空しかない。デルタ航空はどこ？職員二人に聞くと、ようやくエアポートtrainにのってstationEに行かなきゃいけないことがわかった。ダラス空港てひろーいんだぁ～。結局電車にゆられて20分。

ゲートまで行くのにもたくさん歩いて飛行機出発30分前に到着。ふー間に合ったー。

たえちゃんが迷ったのは”ダラス空港のことだったのねー。ほんとうにこの空港広すぎ！

受付でチケット見せると職員の白人男性が「15分待ってね。頑張って」と何となめらかな日本語で話しかけてくれた。この人、何かにつけて私のこと気にかけてくれて、日本語で話しかけてくれるの。母国語で話しかけられるのって。嬉しいことだねー。やっぱり多言語って必要ねっ。

メキシコ行きの飛行機だからやっぱりメキシコ人が多くて、聞こえてくるのはほとんどスペイン語。聞いたことある音があるけど？？

結局これまた1時間遅れて離陸。

飛行機3回乗り換えて、いつも思うんだけど離陸してその町全体が見えると「あー、こんなに家があって、一つ一つに人が住んでるんだなー。それぞれの町によってじっくり見てみたい」って思う。でも今回の目的地はチワワ。チワワで待ってる家族のところに行かなくちゃ。

PM2:00 MEXICO Cityに到着。メキシコで最初に使ったスペイン語「アグア！」ハンバーガー屋で注文するとき、飲み物何か聞かれて使った。まともな食事してなくて、お腹ぺこぺこだった。空港内にタコス屋とかあったけど、まだ入る勇気なし。無難なハンバーガー屋で注文した。早くタコス屋とかで注文できるようになりたーい。

お金を替えたくて巡回している警察官に「ヨ、キエーロ　チェンジ　マネー」とジェスチャー付きで言ったら、「～～～、カンビオ～」だって。カンビオ？”インテレカンビオ！”日本で自己紹介アルバムやるとき”交流”って”ヘンテレカンビオ”って言ってた。カンビオって交換するみたいなことかな。

それと、バーガー屋の待ち番号が167番。飛行機のゲートが17番だったんだけど、「シエンテ」だけがよく耳に入る。オドロ木モモノ木の「シエンテイディオーマス」って歌ってるからだね。

まだスペイン語出すとき、自信なさげに小さな声でいっちゃう。受け止めてもらえるかわからない相手だからか。それに、まだ自分が英語モードなんだ。スペイン語モードに切り替えなきゃね。

16:00チワワ行きの飛行機に乗る。やっと最後の飛行機だー。ちょっと酔い気味。

18:30チワワに到着ー！

ホストのナジーバが迎えてくれた。背が小さくてショートカットのケボニータなお母さん。やっと会えたよー。でも会えた喜びに浸っているまもなくprobremer発生。トランクがなーい。”ノーマレーター”やっぱりねー。こういうことってよくあるって聞いてた。ダラスで乗ってるはずなのに。

ナジーバが職員と話してくれている。私の方を見て”ノーマレータ”を繰り返すから覚えちゃった。後でテープの中に車に乗るシーンにあること発見しちゃった。

ナジーバはすごくゆっくり話してくれる。明るくてかわいいお母さん。すっかり安心感持ってしまった。不思議なことにナジーバの言うことが何となくわかってしまうのです。もちろん一つ一つの意味は？だよ。笑ってしまったのはナジーバが「お家に帰りたーい」と日本語で言ったこと。同じテープを持ってるんだなー、って実感しちゃった。

車に向かうとナジーバのマードレとイハのレベッカが待っていた。レベッカは噂どおりケボニータ！ナジーバのマドーレの家（mucho.グランデ casa)で夕食。豆を煮た赤いスープとパン。ムイリコー。スペイン語はねぇ。今日一日でいろいろGETしてる。雨が降ってて、車が濡れてたとき「ヌエベ　カロー」って、言ってたり「カンサータ？」と聞かれたとき「ポコ」と答えられたり、「ドンデスタ？」（レベッカが「パパは？」みたいなこと言ってるとき、マードレが言ってた）。

本当にたくさんの音が入ってくる。

でも一番実感するのは、相手の言いたいことは何なのかなーって考えながら聞くことが大事って。一つ一つに意味を追うんじゃなくて。とにかく今はスペイン語の中に漂っていよう！と思う。

あっ、そうそう、トランクのことはナジーバがいろいろ説明してくれるけど、よくわからない。でもいつか届くでしょう。

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