2000冬Mexico交流ニュース２

1999年12月18日発行

交流隊集まる！

メヒコ交流ニュース１で募集した「メヒコ交流隊」に、こんなにたくさんの人が参加してくれました。ムッチョグラシアス。みんなの思いがひしひしと伝わってきますね。
交流隊はこれからもずっと募集を続けます。思い立ったら申し込んでね。もちろん、ここに載っていない人たちの応援も肌で感じています。Vamos! MEXICO

●丸ごと共有隊: 車・家・息子達の青少年交流・・・。私の番はいつになるやら・・・。去年フランスに行った妻は今しかないと出かけたが、意味が判った。; （てつじん：名古屋ニチボニチボＦ）
●ホントに行くぞ隊: 気持ちだけは本当に行くぞ！; （コージィ：一宮藤井Ｆ）
●ホントに行くぞ隊: 着々とお金をためつつあるし、来年の12月時点で行ける人数は必ず行くぞ！、というかんじ。今、年末ジャンボも買って、当たったらいいなぁってところ。誰かは行くぞ！; （ミュウちゃん：一宮藤井Ｆ）
●丸ごと共有隊: サベロ　フィア　デ　メヒコ　ヘンテエン　一宮　エス　ハッティ　イ　マサノリ？　ブエノ　次の号からはハッティ&マサのメヒコ奮闘記ぜひ載せて下さい。人を笑わすような文は書けないけれど、連載希望です。; （ハッティ：一宮ポテトファミリー）
●あわよくば行き隊: いつかは行きたい。きっと私は宝くじに当たらないと行けないと思います。まずは信司が行って、私も行ったつもりになろーと思っています。; （かえちゃん：一宮ゲロゲロＦ）
●丸ごと共有隊: めざせ！マシンガン・エスパニョール！; （チャンティ：名古屋ニチボニチボＦ）
●あわよくば行き隊: 自分も行くつもりで参加するゾ！。メヒコはやっぱり遠いよね！。; （ナコちゃん：一宮ゲロゲロＦ）
●丸ごと共有隊: ミエスポーソトータスを参加させるため、頑張っています。私は思いっきり行ったつもり隊で楽しみます。そしてあわよくばオリーブのようにメヒコへ里帰りするのじゃ。ふっふっふ。; （サーニン：一宮フロイデＦ）
●丸ごと共有隊: メヒコの明るさ、きさくさ、人のあったかさ、トルティーヤ、おっきいおばちゃんたちが道端で野菜や果物売ってる姿？（これは南米？？）みんな大好き。行ったつもりでエスパニョールＧＥＴだぜ！; （まみ：常滑市ＴｏｄｏｓＦ）
●タラレバ隊・あわよくば行き隊・丸ごと共有隊: 行きたい。行きたい。17年前だっタラ絶対に行くーのに！、のタラレバ隊。今は丸ごと共有隊です。が、そのうちにと心ひそかにたくらんでいる（本音の所は）あわよくば行き隊。; （川村ぐーね：一宮藤井Ｆ）
●丸ごと共有隊: この秋、ファミリーのメンバーがドイツの方を受け入れしたことで、大いに盛り上がり遠かった独語が身近になった。こりゃあ、何事も気の持ちようという実体験でした（ローカルはこういう体験が少ない）。ならば、何事も参加しないと始まらない。でもいつか、いつか、いつか行きた～い！。; （Ｓａｌｌｙ：金沢ＭａｉＴａｉファミリー）
●タラレバ隊: タラレバよろしく!!; （カラーチャ：一宮ゲロゲロＦ）
●あわよくば行き隊: 私の本命は２００２年のロシア！。でも・・・メヒコもいきたい！。でも・・・無理していったら会社を首になるかも・・・。う！、首筋が寒い！。; （ムーミンパパ：一宮藤井F）
●タラレバ隊: お金が溜まっタラ、仕事の調整を付けられレバ、景気がよくなレバ、家族が許してくれタラ、とまさにタラレバ隊です。オリーブのメヒコ報告を聞いて、読んだらメヒコに僕のカルロスや、クラウディアやママやパパがいると確信しました。条件が整っタラ、絶対に行きたいです！; （サダパパ：一宮藤井ファミリー）
●ホントに行くぞ隊: 主人を誘って行きたい!!。; （藤井：一宮藤井Ｆ）
●タラレバ隊: 経済的なことを考えると確かに躊躇しますよね。だけれど、じゃあ、いつになったら行けるんだ？と考えたら…是非、今から準備して行こう！。仲間もいるんです。共有することが嬉しいヒッポだから、この企画を活発に出来たらいいですよね～。（なんだか、まとまりなくて、ロ　シェント。）; （キミー：福井ホンマファミリー）
●ホントに行くぞ隊: 一番問題は仕事かなー。なんとか頑張ってクリアしよう！。皆さんぜひ登録してね。それからメヒコＣＡＲＴＡにたいする投稿もお待ちしています。みんなで盛り上げて大いに楽しもう！; （あっそマン：一宮ゲロゲロファミリー）

インターネット上で、ヒッポメンバーでない人まで申込んでくれました。

●ホントに行くぞ隊: Mexico経験２回。大阪でスペイン語を勉強してます。来年Mexico留学を予定してます; （タツ：大阪在住）

（９８年５月に、一宮からメヒコに出かけたハッティ、コナン親子のメヒコ道中をお送りいたします。連載予定。）

98 年２月、メヒコでのヒッポ作りが大々的に始まった。

何人ものフェロウがメヒコに出かけ、帰国後誰もが口にしたのが「メヒコでのヒッポ作りも、自分の地域のヒッポ作りも同じだった」ということだった。10 年以上ものホームスティ交流を通してやっと立ち上がったメヒコヒッポ。本当にヒッポが好きな人が集まり、同じ Tape を使って、今まさに産声を上げたメヒコにどうしても行ってみたい。そんな気持ちで、私のメヒコ行きは始まった。

まず、私の頭に浮かんだのは、それより前に行った韓国交流のことだった。初めての交流で私が気づいたことは、「交流に行ったからといって、いつもの自分がそこにあるだけ。突然何かが変わるものではない」という事だった。交流を決めた今から全開でも早すぎることは決してない。10 日間の交流を何倍にも楽しみたい。本部で行った準備会・神戸での準備会、紙芝居を何度も行った。小学校の校長先生に聞いてもらったのも、我ながらスゴイと思った。Chihuahua 行きが決まり、一緒に行く全国の仲間にも連絡を取った。不安は何もなかった。ホストファミリーが決まり、ドキドキしながらかけた電話もとても楽しく、20 分くらい話をしていたほどだ。とてもハイな気分で、５月１日出発した。

ただ、道のりは長かった。
名古屋空港→成田→ロサンゼルス→エルモシージョ→チワワ。4つも飛行機を乗り継ぎ、やっとついた Chihuahua 空港でホスト家族に会えたときは、もうそれだけで、嬉しくて嬉しくて涙が出た。

しかも、アクシデントが起き、私のマリエッタがどこを見渡しても無く、結局、手続きをするのに 30 分近くかかる。そうそう、ホストのロシエは私の涙を見て、「だいじょうぶ。ちゃんとカバンは戻ってくるから」と慰めてくれて、私は「そんなことで泣いているんじゃないヨ」と言いたかったけれど、うまく伝わったかどうかは分からない。

ホストファミリーは、ママのロシエ（34 才）、パパのマリッシオ（36 才）、娘のアイラーン（14 才）、シンディ（10 才）の４人家族。そして家には三匹のグランデペロス、ディリー・モリ・ブックがいた。

Chihuahua は、だだっ広く、二階建ての家もほとんどなく、はるか彼方に低い山が見える。荒れ地か砂漠か、といった景色。でもちゃんと家もいっぱいあるし、大きなショッピングセンターもある所なんだけれど、分かるかなー。で、５月はムチョカロール、ムーチョカロール。10 日間私はこれを何度言ったことか。

さて、ロシエに会ったらまず言わなければならない第二のアクシデントが起きていた。ロサンゼルスに着いたころからコナンの下痢が始まっていた。スーツケースから、持っていった下着のパンツを全部出し、取り替えていた。Chihuahua につくころにはそのパンツもあと２枚。とにかくそれを伝えなくては。

その日は Chihuahua に出来たばかりのヒッポの Office で Welcome Party が準備されていて、私たちはそこへ向かった。その途中、私は身振り手振り、ありったけのエスパニョールでパンツがないことを伝えた。ロシエは「Si」と答えてくれ、よかったとホッとした。

Welcome Party は本当に暖かくたくさんの人が迎えてくれた。私の顔がよほど疲れて見えたのか、ケンシさんがパパに、「ムイ　カンサーダ。早く寝かせてあげて」と言ってくれたのが分かった。Party が終わり、車の中でふと不安になり、もう一度コナンのパンツがないことを話した。するとロシエは「Si」と答え、（ああ、何か考えてくれているんだ）とまた安心した。

ところが、向かったのがレストランテ。パパの友達がそこで何人も待っていてくれた。初めてタコを食べた。ムイムイリコー。とても感動した。でも、コナンがもう最後のパンツになっていて、もう一度伝えたのがレストランテを出てからの車の中。もう時間は夜の 12 時近くて、今日の夜はどうすればいいんだと思いだしたとき、私の「No パンツ」の訴えにロシエが「Que パンツ？」と聞いた。「エッ!!」ロシエはパンツが分かってなかったのだ。でも、Chihuahua はすごい。その時間でも店が開いていて、紙パンツを買うことができ、第２のアクシデントは無事終わった。そして「Bienvenidos!!」ときれいにかかれた家について私がまずしたのは、コナンのパンツ洗いだった。第一のアクシデント、マリエッタも二日後無事戻ってきた。（続く）

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